JKCについて

JKC公認トリマー資格取得試験

 

トリマーは民間の資格となるわけですが、その資格を大きく分けると、犬に関係する協会や団体が発行している資格と、専門学校が独自に発行している資格とに分けられます。

 

犬を取り巻く業界には、それに関連する協会や団体がいくつか存在しています。その中でも一番有名なところは、JKC(ジャパンケネルクラブ)という団体です。この団体を抜きにしてトリマーの資格を語ることは出来ないと思われます。

 

このJKCとは、日本で最大の犬の団体であり、アジアで最大と言ってもいいくらい大きな団体なのです。このJKCは、主に犬の血統書の発行や管理を行っているのですが、ドッグショーやアジリティーを開催したり、犬の訓練士やトリマー、ハンドラーなどの技術者を育成することにも力を注いでいます。

 

JKCでは「JKC公認トリマー」と呼ばれるトリマーの資格を発行しています。このJKC公認トリマーの資格を取得するには、トリマー試験に合格するか、競技会に入賞するか、推薦を受けるかのいずれかとなります。

 

この資格の種類は、C級、B級、A級、特別A級、教士、師範の6つのクラスに分かれており、それぞれの条件をクリアすれば誰でも受験することができます。JKC公認トリマーの資格は、JKCトリマー養成機関で取得することも可能であり、実際にはこの方法で資格を取得する人が最も多いのです。JKC養成機関とはJKCが定める条件を満たした専門学校であり、その認定を受けた学校のことをいいます。